偏光板(POLAX)・波長板(RETAX)・歪検査器(ストレインアイ)・光学部品、光学機器の製造・販売 メーカーの株式会社ルケオ

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実績

実績例


1

【事例ポイント】
・実績のない超広帯域の特注仕様を実現
・特注仕様品でも納期を確定
新製品 超広帯域波長板(SB-RETAX)の特注品(広帯域品)を完成させた事例を、詳細まではお伝えできませんが紹介します。
今回のご依頼は、無機材料で検討していたが、納期が確定できず弊社にお問合せを頂いたのがスタートです。
また、仕様は比較的広い対応波長域が必要で、弊社では実績がありませんでした。
SB-RETAXの特注仕様は、光学設計が必要で、この光学設計は自社で可能です。
設計と試作を繰り返し、最終的に顧客の仕様を満足することができました。
また、設計から加工まで一貫して自社で実施できるため、数カ月で仕様を実現しました。
その後、量産まで対応をしております。
【参考情報】
弊社の超広帯域波長板は標準品仕様で最大450~1100nmです。
波長板は使用する材料で、大きく分けて2種類あります。
1つは水晶などの無機材料系、もう1つは樹脂フィルムなどを用いた有機材料系です。
弊社の波長板は、後者の有機材料系です。
無機材料系は、有機材料系に比べ耐久性は高いですが、天然鉱物から加工をするため、特注品になるほど、またサイズが大きくなる程、対応できる材料の入手が困難になります。
そのため、試作数量から数量確保が難しく、その結果、納期が確定できないことがあります。
一方、弊社の有機材料系は、樹脂フィルムのため、材料の入手および保管が可能です。
更に、弊社は波長板に使用する樹脂フィルムを、自社で光学機能を付与(加工)しています。
そのため、1枚から特注品を作成することが可能です。


2

【事例ポイント】
・光学軸マークの位置精度±1度を実現
偏光板の特注品、特に光学軸マーク(偏光透過軸)の位置精度±1度を完成させた事例を紹介します。
今回のご依頼は海外メーカーからで、弊社の偏光性能(Sタイプ)をまず気に入って頂き、商談がスタートしました。
偏光性能以外に、要求されたその他光学特性や品質も通常よりもレベルが高く、まず特性と品質の仕様実現に検討を要しました。これら仕様が纏まり、お見積書を提出できると喜びも束の間、偏光透過軸マークの位置精度±1度のご依頼がありました。通常の軸マークの位置精度は、目安程度か±2度以内でした。これらは目視確認でマークしていましたが、従来の方法だけでは実現が難しいことが分かりました。そこで、軸位置決定ができる治具を検討し、ご依頼の±1度のマーキングを実現することが出来ました。
その後、試作を経て、量産のご注文を頂けました。


3

【事例ポイント】
・貼り合せが難しい、特殊形状の波長板
波長板の特注品、特に貼り合せが難しい製品を完成させた事例を紹介します。
今回のご依頼は、特殊形状の波長板で、製作できないかとお問合せを頂いたのがスタートでした。
弊社の波長板や偏光板は、光学樹脂フィルムをガラス基板2枚の間に接着した製品です。
円形や矩形(正方形、長方形、台形)製品の製作は可能ですが、製品内に穴がある形状は、円形製品でも非常に貼り合せが難しくなります。
また、位置精度の要求もあり、仕様決定まで時間を要しました。
その後、試作を実施し、更に仕様詰めを行い、量産まで対応することが出来ました。


4

【事例ポイント】
・化学反応系に適した偏光板の提案と製作
偏光板の特注品、光化学の実験条件に適した偏光板の事例を紹介します。
今回のご依頼は、実施する実験条件に対応する偏光板を製作できないかとお問合せを頂いたのがスタートでした。
参考になる論文をご提示頂き、使用波長域や透過率などの条件を提案、決定させて頂きました。通常の光学関連への搭載品と異なり、反応条件に合わせた仕様決定の実績は少ないため、資料確認やヒアリングを繰り返しました。
仕様が固まり、その後、ご注文を頂きました。
この偏光板を使用した実験の結果は、・・・。


5

【事例ポイント】
・特注仕様の偏光板を更に改良(透過率UP)
偏光板の特注品を更に改良した事例を紹介します。
今回のご依頼は、すでに量産でご注文を頂いていた特注偏光板の仕様を、更に透過率を上げて改良できないかとご相談を頂いたのがスタートでした。
現行品は、形状やサイズの特注仕様ではなく、偏光の光学特性が特注でした(お客様だけの仕様)。これを長年ご使用頂いてましたが、お客様の製品の性能UPに伴い、偏光板の性能UPも要求になりました。偏光の主な性能には、透過率(単体、平行位、直交位)と消光比があります。この透過率と消光比を両方高性能にする必要があり、検討を続けました。その結果、お客様の要求に答えることができました。
その後、試作を実施し、更に仕様詰めを行い、量産まで対応することが出来ました。

実現が難しいカスタム品でもルケオはあきらめず検討します。