表面応力計、ガラス強度計
model: FSM-6000X(365nm) (屈折計型ガラス表面応力計)
* 化学強化ガラスや熱強化ガラスの表面応力を自動測定するために開発された装置
PCを装備し、測定者による誤差を軽減します。また、通常化学強化ガラスの表面応力・応力層の深さを求める際、複雑な計算を必要としますが、本機はこれを自動計算するので測定が迅速です。データをそのままPCに保存できるので、品質管理が容易になります。
* 2段化学強化ガラスの測定が可能
最新ソフトFsmVは、今まで測定対象となっていた物理強化ガラスと1段化学強化ガラス以外に、2段化学強化ガラスの正確な測定が可能になりました。
* 断面応力分布のグラフ表示
断面応力分布がグラフ表示されますので、2段化学強化の評価も容易です。
* 応力層の深さが10μm以下のガラスも測定可能
応力層の深さは縞本数から算出しますが、縞が3本未満のものと3本以上のものでは、縞本数の小数点以下の数え方が異なるので、両者の関係性に直線性がなくなります。より短波長の光源を使用すると縞本数が増えることが知られています。(下方の写真を参照してください) 596nmでは縞が3本未満でも、365nmでは3本以上の縞が出現するので、正確なデータが得られます。
仕様
測定対象 | 熱強化ガラス(錫面)、倍強度ガラス(錫面)、超強化ガラス(錫面) 1段化学強化ガラス、2段化学強化ガラス □ 形状:フラットガラス □ 寸法:10×10mm以上 |
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測定範囲 | 応 力: 0-1000MPa 応力層深さ: 5-50μm |
精度 | ±20MPa |
光源 | LED 365±10nm |
重量 | 14kg(本体)、6kg(PC)、3kg(モニター) |
電源 | 100-240VAC 50/60Hz |
PC | 専用 (OS、測定ソフトインストール済み) |
OS | Windows 10 |
オプション | ● ガラス板厚の自動測定 (厚さ測定ユニットを別途購入) ● 視野のワイド化 (広視野測定ユニットを別途購入、2段化学強化ガラスには不要) ● 浸液滴下 (オートディスペンサーを別途購入) ● ワンタッチスイッチ(OK/NG判定機能時) |
その他 | デュアルタイプへの対応 ● 可視+IR ● 可視+UV ご不明な点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 |
